国内Instagram最新数値と機能のまとめ〜House of Instagramより〜

2021-09-16
目次

Facebook社によってHouse of Instagramが開催されました。今年はユーザー数の躍進や新機能のリリースから、盛り上がりを感じさせるボリューミーなイベントでした。

Instagramの最新数値情報

2018年から2019年の1年間で1300万人を増やし、恐らく今ももっと増えているであろう国内MAU(月間利用ユーザー数)。

画像1

各セッションで、「好きと欲しいをつくる」が叶う場所としてInstagramを紹介しています。

画像2

マス広告時代のAIDMAから、Instagramではより強いモチベーションで起こされる興味から行動までの距離の短さが見られています。

画像3
画像4

現に、83%のユーザーが、Instagramで商品やサービスを見た後に行動をお越したことがある、と回答。興味関心からフォローしやすいInstagramでは、90%のユーザーがビジネスアカウントをフォローしており、ブランドと有意義な関係を構築できるとほぼ3人に2人が回答しています。

画像11
画像11

私もInstagram経由で商品を調べたり、発見タブでサジェストされた企業の投稿をずっと眺めたり、自然な購買フローに入ってきていることを感じられます。


Instagramの特徴

他プラットフォームと比較して、Instagramでは以下の特徴があります。

画像6

日本のユーザーは商品の発見に積極的で、グローバルと比較して5倍ハッシュタグで検索するようです。

42%のユーザーが、興味関心を持った消費・ブランドについてもっと知りたい時には、すぐにプロフィールで詳細を確認すると回答。

画像11
画像7
画像9

一連のアクションの高さも、ビジュアル中心のコンテンツで、行動を起こしやすい導線設計ができるからかもしれません。

画像22

Messenger APIによるDM自動化機能

そして話題のMessenger APIも登場!注目の高いInstagramで、DM内でのやりとりやコメントの自動化が、ビジネスを加速させます。

画像10

既にL'OREAL様でもインスタTVと連動した取組で、美容相談後の購買率20%と高い数値を出しています。

画像16

Instagramのオートメーション・チャットボットリリース!チャットショッピングでECやコマースに大きなチャンス | チャットブックInstagram上でのDMやメンション対応を自動化出来る、Instagramオートメーション・チャットボットが遂にリリース www.chatbook.ai

スマホでポチるショッピング

もはや店頭だけでなく、64%のユーザーがモバイルやPCが最も簡単にショッピングできる方法と回答しているように、オンラインで試着やショッピングライブイベントなど、包括的な購買体験を提供する機能がInstagramには揃っています。

画像12
画像13

Instagramの優秀なアルゴリズムにより、商品が貴方を見つけ目の前に届きます。自身の投稿や行動履歴からInstagram上でパーソナライズして表示される最適な商品(広告なのに、自然な投稿として見てしまうほど緻密)に、つい目を留めてしまった人もいるはずです。

画像14

加えて、商品タグがついている投稿から商品詳細を見た利用者は、昨年より65%増加し、他国と比べて3倍も多いそうです。商品タグの設置はマストと言えましょう。

画像15

AR/VRなど包括的な購買体験を目指す

既存の機能だけではとどまりません。次々とリリースされる機能が、また買いたいと思うような素敵なショッピング体験を創ります。

画像26
画像18
画像20

面白いなぁと思ったのが、国内限定機能があるのです!ハッシュタグなどで周辺の地図を検索することができる機能で、食べ歩きやグルメ好きな日本人にピッタリな機能だと思いました。

画像17

パーソナライズされた空間がユーザーに及ぼす好環境

もはや当たり前になってしまった「パーソナライズ」。72%の生活者がパーソナライズされたメッセージにしか反応せず、80%がショッピングをパーソナライズしているブランドで購入しがちと回答しています。

パーソナライズすることで利用者のプライバシーを守る。グローバル企業ならではの高いコンプライアンス姿勢を感じました。

画像20
画像21

終わりに

様々なブランドが業種隔たりなく自社と顧客と繋がる目的で利用しているInstagram。「好きと欲しい」を販売につなげる、ユーザーによる積極的開拓が見込める類を見ないプラットフォームです。

画像24

既に多くの企業が利用し販売や認知度向上に役に立てています。クリエイター、ビジネスを応援する姿勢が強いインスタグラムで、貴方の商品が好き!と言ってくれるユーザーを見つけるのには最高の場所ですね。

画像25
画像23

これからもビジネスやクリエイターによる企画が目白押しのInstagram。ユーザーとしてだけでなく、ビジネス視点からも注目していきたいです。

Instagramのマーケティングについて、活用方法や、そもそも何ができるのか?などこちらからご覧いただけます。

InstagramオートメーションInstagramでのDMや申込みを自動化して、ブランドの店舗接客を助けます。 インスタでのショップ機能による購買体験の向上 www.chatbook.ai


ブログ一覧へ戻る